紫外線を遮り日焼け防止に効果があり、暑い日の熱中症対策にも役立つ日傘は、様々な種類と機能があり、目的に合った選び方が大切です。日傘は雨の日に使用する雨傘と同様に、折りたたみ傘と長傘の2つの形式があります。折りたたみ傘は、デザインや機能の種類が多く、何よりも携帯性に優れているのがメリットです。傘の骨を折ってたたむホック式おはじめ、傘の骨を折らずにそのままたたむことが可能な簡単開閉式、ボタンで開閉可能できる自動開閉式などの種類があります。

折り畳み傘は、傘を手に持って歩きたくない場合や、旅行で使用したい時などに向いています。製品によってはたたみにくい作りのものがあり、使い慣れていないと開閉に時間がかかるので注意が必要です。長傘タイプは、全体のフォルムが折りたたみ傘よりも美しく、見た目がスッキリ綺麗なのが特徴です。折りたたみが簡単で、生地の折り目が少ないためコーティングへの負担を抑えて長持ちさせることができます。

デメリットとしては、長さがあるので小さなカバンでは収納が難しくなります。しかし選び方によってはコンパクトなタイプも存在し、傘の全長が短めに設計されたショート傘や、手元が伸縮する仕組みを内蔵し、折りたたんだ際に短くなるショートスライド式の傘などもあります。日傘は形状だけでなく、UVカット率や遮光率をどの程度求めるかによっても選び方が変わります。ほかにも雨傘として兼用できるタイプもあり、便利に使用できることから人気です。